自律神経失調症とはどんな病気でしょうか?

自律神経失調症とはどのような病気なのか、また、どのような症状が出るものなのか知っているでしょうか。

 

そもそも、自律神経とはいったいなんなのか、どういった働きをしているものなのか、実はあまり知られていなのが現状です。

 

自律神経とは、例えば人間の体には、腕を動かしたいと意識すると、腕を動かすことができ、歩きたいと思えば歩くことができるという運動などの神経があります。それとは別に、意識しても動かしたり、止めたりすることができない、心臓などの臓器の働きや、リンパなどの体液の流れなど、というものがあります。

 

こういった、本人の意思から自律した体の動きをつかさどっているのが自律神経です。

 

自律神経自体は、脳の視床下部というところにあります。
では、その自律神経が失調症になるとはどういうことなのでしょうか。

 

自律神経は、人間の体が日中活動している間に働く交感神経と、夜間に休息をとっている間に働く副交感神経のふたつにわけられます。これらはおよそ、12時間交代で優劣が入れ替わっています。

 

しかし、大きなストレスなどが原因で、このふたつの入れ替わりがうまくいかなくなってしまい、主に、交感神経が優位になった状態が続いてしまうと、そのふたつのバランスが崩れ、自律神経失調症となります。

 

精神的にも身体的にも症状が

 

自律神経失調症にかかってしまうと、精神的にも、身体的にもさまざまな症状が出てきます。

 

精神的には、イライラや、やる気の減退、ささいなことが気になるなどという症状が出始めて、身体的には、しつこい倦怠感や、食欲不振、頭痛やめまい、動悸や息切れ、といった全身あちらこちらに症状が出るようになります。

 

自律神経失調症は、こういった精神的、身体的な症状が目立ってあらわれるため、何かほかの病気ではないかと疑って、病院へ行く人が多いようです。

 

しかし、おおもとの原因はストレスなどが主で、その原因を取り除いたり、自律神経のバランスを戻してあげないと、諸症状は治まりません。

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